私が独身の頃は貯金がなくても生活することはできたし、

楽しく過ごしていくことができたので、お金と向き合うということから目をそらしていました。

 

お金が足りなくなってくれば夜勤を増やしたり、バイトをしてみたりと収入を増やすことしか考えていなかったのですが、

子どもを育ててみると、働ける時間にも限度があり、

一人で子どもを育てていかなければいけないという状況になり、

30代にして初めて本気でお金のことに向き合うことができました。

 

 

 

今までは様々な節約術などやってみましたが、

それだけでは家計を変えるまで至らず、長続きもせず。

 

気持ちも中途半端なので、やることも中途半端になっていたのでしょう・・・。

 

 

なぜ、貯金ができないのか、貯金ができない人の行動パターンはどうなのか、

というところまで追求していくことで自分自身の考え方もガラリと変わり、

家計も変えていくことができました。

 

 

貯金なしという状況が、将来的にはどんな心配事が出てくるのか、

貯金ができない人の行動パターンなどから気をつけなければならないことをご紹介していきます。

 

 

 

・子育て世代の貯金額

 

平成28年の国民生活基礎調査によると子どもがいる世帯の平均所得は707.8万円ですが、

貯蓄額をみていくと4世帯に1世帯は貯金が0~100万円でほとんど貯金ができておらず、

5世帯に1世帯が1000万円以上貯金できているという結果があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年国民生活調査 各種世帯の貯蓄額階級別・借入金額階級別世帯数の構成割合をもとに作成

 

 

子どもがいる家庭対象のグラフなので、収入が低い家庭から高い家庭まで含まれていますが、

貯金がなかなかできない家庭も多くいらっしゃるということがわかります。

 

 

ちなみに、所得が高くても一定数は貯金ができていない家庭があり、

「収入がある=貯金ができる」とも言えないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収入が違っても、大体似たような貯金額の割合になっていました。

 

 

「貯金なし」が待ち受ける未来は?

 

私の他にも貯金ができていない家庭があるから・・・と安心はできません。

 

貯金がない状況で子どもを育てていくと、

将来かかる教育資金を準備できずローンを利用したり、子どもに進学を諦めてもらったり、

もしくは子ども自身が働いて資金を準備したりなどという状況になってしまうかもしれません。

できれば子どもが行きたいと思ったところで学んでほしいと思う方も多いのではないでしょうか。

 

 

教育費だけではありません。

老後に必要なお金ってどれくらいかかるのか知っていますか?

 

月々の生活費が15万円と仮定すると、退職後の65歳~90歳までの25年間で4,500万円必要になります。

 

国民年金40年間しっかり納めた人でも、もらえる年金は年間77万円位(6.7万円/月)なので、

90歳まで受給した場合、2,000万円を年金として受給できるので、

実質必要な貯金額は2,500万円程となってきます。

 

 

厚生年金を納めている人は、さらに年金受給額が増えるので貯金額も減ってきますが、

あくまでも平成30年度での状況です。

 

 

まだまだ先だと思っていても教育費がかからなくなった時点ですでに50代、60代がすぐそこにという事になります。

 

その頃になればさらに寿命は延びているかもしれませんし、

何歳まで働けるかもわかりませんが、その時点からまた貯金をしても老後の生活ができなくなる場合があります。

 

少子高齢化も進んでおり、消費税やその他にも税金が高くなるかもしれません。

年金の受給方法や金額もどうなっているのかわかりませんよね。

 

 

 

「貯金なし」を抜け出せない原因は?

 

支出は収入の額まで増えていく

シンプルに考えると収入と同じ金額の分だけ支出があるからですよね。

でもいったい何に、どれくらいの金額がかかっているのか把握できていますか?

 

共働きだと時間がなく、家計簿をつけられない家庭が多いのではないでしょうか。

そして何にどれくらいかかっているのかわからない!という状況になりやすいです。

食費もコンビニだったり外食、総菜などが増え、食費はかさみやすいです。

私は料理が苦手なので、冷凍食品をよく使ってしまいます。

 

また、日々の忙しさからストレスもたまりやすく、デザートを買ったり、お酒を飲んだりというようなプチご褒美が多くなったり、衝動買いなどもしやすいのではないでしょうか。

 

 

イギリスの政治学者、シリル・ノースコート・パーキンソンが

「人は資源を使い切る傾向がある」という法則(パーキンソンの法則)を見いだしていますが、

こんな経験はありませんか?

 

・子どもの残したご飯はもったいないから食べる
・袋に入ったおやつを食べるとき、気がついたら全部食べてしまっていた
・何人かで食べ物をシェアするとき、1個だけ残っていると何となく嫌な思いになる

 

食べ物でのたとえ話ですが、食べ物が残っていると無意識のうちに食べきらないと・・・と思ってしまいますよね。

 

お金に関しても同じ事が言えて、使えるお金(収入)は全て使い切ってしまうのは人間の傾向としてあるということです。

 

 

「支出は収入の額と一致するまで増大する」そうです。

 

 

中でも収入が高い程、今の収入がこの先も続くという根拠のない自信や思い込みがあり、

生活水準を下げることができない場合があります。

 

 

 

隣の芝は青い

そしてSNSも普及しており、「インスタ映え」のために服を買ったり出かけたりする人も増えているらしいですね。

その背景って充実しているようにみられたい、自分をよく見せたい、幸せに思われたい、などの自己顕示欲などがあり

、どうしても他の人と比べてしまいやすい環境になっています。

 

そういったSNS上にアップされるのはたいてい良い写真ばかりなので、

その人の生活全てではないのですが、その写真がその人のイメージになり、

私も同じように・・・もしくはもっと・・・となっていきます。

 

 

反対に、他の人の充実ぶりと比較して落ち込んでしまうという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

周りの友達は子どもを産んで、みんな家を建てているから私も・・・
あんな生活すてきだな~、私もそんな生活したい・・・

などもそうですよね。

 

でも

「隣の芝は青い」んです

 

自分の人生って人と比べていくことで幸せになれますか?

 

周りの環境に流されて、気づいたら何も残っていない、なんてことにもなりかねません。

自分の価値観、自分がやりたいことをやっていったほうが満足感って得られるのではないでしょうか。

 

 

自分がどこにお金をかけていくのか、自分の軸が決まっていないと

なんとなく満たされるまでお金を使ってしまい、浪費が増えてしまいます。

 

 

自尊心を満足させてくれるものにお金をかけてしまいやすく、

衣服や飲食代、美容代、住居費の割合が高くなりやすいのです。

貯金の金額も人と比べるものではなく、自分がどんな生活をしていきたいのかによって必要な金額も変わります。

 

 

自分のやりたいことをやっているときって幸せですし、輝いていますよね。

 

Q:あなたの叶えたい夢は何ですか?
   理想の生活はどんなものですか?

 

家計を見直す前に、考えてみましょう。

 

 

 

はじめの一歩を踏み出そう

 

夢や理想、そういったものが明確にあると目標とする金額がわかり、

どのように家計を管理していけば良いのかも具体的になっていきます。

 

 

そしてママになった今は、自分だけではありません。

子どものことも考えなくてはならないのです。だからこそ家計を見直していく必要があります。

 

 

視点を変えてみると、貯金ができていない人には伸びしろがたくさんあるので

ある意味チャンスだとも思います。

 

貯金できていなかった分、家計を見直すことで大きく変わることができるんですよ。

なので、現状を変えたいと本気で思ったときが一番のチャンスです!

 

 

子どもができたから、子育て中だから、働き始めるから、転職したいから、など

どんなきっかけでも良いですが、本気で家計を変えようと思わなければ変えていくことはできません。

 

まずは一歩を踏み出しましょう。

 

車も動き始めるにはアクセルと踏見込まないと進めませんが、進み始めてしまえばどんどん前に行くことができますよね。

はじめの一歩が踏み出せればトントンと前に進みやすくなります。