シングルマザー、シングルファザーの割合が増えていますね。

私も、その一人ですが、地元に帰ってきても「私も離婚したんだー!」ということをよく聞きます。

家事・子育て・仕事も自分でやらなければいけない、保育園に行っていれば風邪をひくことも多いので一人で何でもこなすのは大変ですよね。

 

そして、一人で子どもを育てていくとなると、やっぱり一番心配なのはお金のことです。

一人で家事、育児、仕事をやるとなると時間の制限もあるし、働けるところが限られてくることも多いです。

日本の一人親世帯の貧困率は54.6%で、世界で6番目に貧困率が高いらしいんです。

54.6%って・・・一人親世帯の半分は貧困と言うことですよね。

 

でも、だからこそシングルマザーへの公的支援制度は色々あり、政府も少しずつ支援内容を充実させていこうと頑張っているところです。

ただ、自分で申し込まないと支援は受けられないので、もれなく申請するためにもまずは公的な支援制度を把握しましょう。

 

 

ひとり親家庭にはたくさんの公的支援制度があります!

 

図:ひとり親家庭が受けられる公的支援制度一覧(執筆者作成)

 

などがあります。こうみると結構色々な支援がありますね。

 

ただし、これらは全ての自治体で受けられる制度ではなく、支援内容が自治体によって違ったり、条件も違ったりするので自治体で用意されている「ひとり親家庭のしおり」などをもらい、制度一覧を確認するとよいでしょう。

 

 

代表的な制度を簡単にご紹介

 

経済的なサポート

児童扶養手当

いちばん代表的であり、かつもらえる金額も大きい手当で所得の制限がありますが、もし満額で受給できるとしたら子ども1人の場合は42,500円、2人の場合は52,540円、3人の場合は58,560円と1ヶ月あたり5万前後の手当をもらうことができます。(平成30年4月現在)

所得が少ないほど満額もらうことができ、所得が多くなると少なくなってしまう、もしくはもらえない場合もあります。

申請する月によって前年度もしくは前々年度の所得や扶養の状況をさかのぼって確認しますが、離婚後に養育費をもらう場合や親と同居する場合なども所得の限度額が変わってくるのでお住まいの自治体の担当窓口で必ず確認しましょう。

 

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度

経済的に安定した生活を送る資金を貸してくれる制度で保証人がいれば無利子で借りることができます。

 

主な資金は

事業開始資金、事業継続資金、修学資金、技能習得資金、修業資金、就職支度資金
医療介護資金、生活資金、住宅資金、転宅資金、就学支度資金、結婚資金、特例自動扶養資金

 

もし、生活に困り消費者金融やカードローンなどでお金を借りてしまうと、利子が高くなり返済に大変な思いをしてしまうこともあるので、自分一人で何とかしようとする前に、自治体の担当窓口などで貸付ができないかなど確認してみると良いでしょう。

 

 

ひとり親家族等医療費助成制度

子ども医療費助成以外に、親の医療費の助成を受けられる場合があります。

所得の制限や助成の内容などは自治体によってバラバラなので、窓口で確認しましょう。

 

 

教育一般貸付(国の教育ローン)

最高350万円まで借りられる国(日本政策金融公庫)の教育ローンです。

 

入学金や授業料、受験費用、交通費、宿泊費、在学のための住居費用などを借りることができます。

 

 

就学援助

学校に通うために必要な費用を援助してくれる制度です。

 

支援対象は

学用品費、通学用品費、校外活動費、体育実技用具費、修学旅行費、生徒会費、PTA会費、給食費、医療費

などがあります。

 

 

 

遺族年金

公的年金を払っていた人(加入者)あるいは受給者が死亡したときに残された配偶者や子どもに年金が支払われます。

遺族基礎年金(国民年金)、遺族厚生年金、寡婦年金(国民年金)、遺族共済年金があります。

 

 

生活保護

生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行います。

健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立することを目的としています。

 

扶助(支援)内容は

生活・住宅・教育・医療・介護・出産・生業・葬祭です。

 

 

子育て・生活をサポート

母子生活支援施設

母子家庭等の方々が対象に、DVや生活困難な親子の保護だけではなく社会復帰に向けて自立支援を行う施設です。

 

独立した住居で、支援員や保育士なども24時間体制で常駐しています。

 

 

児童委員・主任児童委員

子どもたちが元気に安心して暮らせるように子どもたちを見守り、心配ごとなどの相談や支援を行っています。

 

妊娠中の心配事、子育ての不安、しつけの悩み、親子関係、仲間作り、いじめ、非行、不登校、虐待などの相談を受けています。

 

ファミリーサポートセンター

育児の手助けができる人と育児の手助けが必要な人が会員となって、子育てのサポートしています。

 

保育所など保育時間前後の子どもの世話や送迎、家族の病気や用事があるときの子どもの保育、病児病後児の保育などを行っています。

 

働きたい!をサポート

高等学校卒業程度認定試験合格支援事

ひとり親家庭の学びなおしを応援し、高卒認定試験などを受ける費用が一部もらえます。

 

受講修了時給付金:受講費用の2割(上限10万円)
合格時給付金:受講費用の4割(受講修了時給付金と合わせて上限15万円)

 

 

高等技能訓練促進費等事業

ひとり親が看護師や介護福祉士等の資格取得する場合に給付金が貰える制度です。

 

看護師、介護福祉士、保育士、歯科衛生士、理学療法士等の資格を対象にしています。

高等職業訓練促進給付金:月額7万500円~10万円

高等職業訓練修了支援給付金:2万5,000円~5万円

 

 

自立支援教育訓練給付金

ひとり親の主体的な能力開発の取組みを支援するもので、対象教育訓練を受講して、講座が修了した場合、受講料など経費の60%(1万2千1円以上で20万円を上限)がもらえます。

 

 

 

いくつかご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?

この他にもまだまだたくさんあります。

各自治体が独自で行っているサポートもあるので、積極的に窓口へ聞きに行きましょう!